はなちゃんママ、日々のあれこれ

5歳、2歳、0歳の子供がいるママのブログです。大阪生まれの大阪育ち。日々感じたことを綴る。

妊娠8週に入り、妊活について書いてみる

二人目妊娠の記録。

妊娠8週に入り、つわりが本格的になってきました。

ブログの更新がストップしてましたが、近況を綴ろうと思います。

今回は妊活について。

 

二人目を授かりたいと意識しはじめて早一年。

最初のうちはまだ一人目が一歳になったところだし、焦らずに自然に授かれたらいいなとゆっくりとしていたけれど、子供が一歳半を過ぎたあたりから真剣さがアップし始めました。

 

やはり自然に子供はできない。

妊娠は簡単なことじゃないというのが私の感覚です。

 

20代の夫婦で、夫婦生活も頻繁にあるならタイミングを合わせなくても自然と妊娠する可能性は高いだろうけど、30代後半に入ればそう簡単にはいきません。

 

基礎体温を計ったり、おりものの様子をチェックしたり、マカを飲んだり。

でも、一番根本的に重要なことはタイミングがあってるかだと思うんです。

 

基礎体温を計っても、自分の体調を知る上では大切なことだけど、基礎体温では排卵日を知ることはできません。

そこで、排卵検査薬を使うことにしました。

自宅で尿検査するだけなので簡単です。

 

排卵検査薬を使用し始めると排卵時期が明確になり、タイミングを大変取りやすくなります。

 

妊娠だけを意識しての夫婦生活はストレスになるので、普段から仲良く過ごすことが重要なことです。

普段も仲良く過ごして、コミュニケーションを取りつつ、排卵日前にはお互いの気持ちや体調を整えるように努力する必要がありますね。

 

一番妊娠しやすいのは、排卵日二日前と聞きますから、排卵検査薬で陽性が出たらタイミングを取ります。

 

案外、排卵検査薬を使っていても、予想以上に排卵が早まっていて検査しはじめた時には排卵が終わっていたこともあったし、用事が入ってタイミングを取れないこともあるし、毎月ベストなコンディションで排卵日を迎えられるかというと、そういう訳でもないんですね。

 

それに受精卵として成長できる卵子が毎月排卵される訳でもないので、妊娠できる確率ってほんとに低いものなのだと感じます。

 

タイミングはちゃんと合ってるのに、一年以上授かれない場合は病院で診てもらうなど、次のステップが必要かと思います。

とにかく30代は時間との戦いですね。

 

 

 

妊娠36週、逆子治療で外回転術を受ける

私の逆子対策の記録。

 

とうとう臨月に入った。

なのに逆子が治らない。もう3週間以上逆子体操を寝る前に続けてきた。

どうやら逆子体操だけでは回転しない気がしていた。

先生から、36週に入れば外回転術の治療法を受けてみることを勧められる。

もしも最後まで逆子が治らない場合の帝王切開の仮予約をした。後がない感じがしてきた。

ここまでくれば、もうなるようにしかならないけど、できれば自然分娩で出産したい。

私はこの度二度目の出産を向かえる。一人目の出産では逆子の経験はない。なので、きっといつか治るだろうと少し楽観的に過ごしてきたけど、30週ごろからずっと逆子のままだ。

そして、ついに外回転術に臨むことになった。ネットで調べると多少のリスクはあり、先生からの説明でも、1%の妊婦さんは緊急帝王切開になることがあるとのこと。それほど無理なことはしないと言われる。

何もしなければ戻らなさそうなので、やれることは試してみようと決意する。

 

当日の外回転術の流れ。

日帰り入院という形で朝から病院に向かう。

エコーで赤ちゃんの状態を確認、やはり逆子。

日帰り入院のため病室に移動し、赤ちゃんの心拍をモニターする。異常がないことを確認して、子宮の収縮を抑える点滴を打ち始める。この点滴の副作用として心臓がドキドキし始める。初めての体験に少し驚く。確かにこれは気分が悪い。5分もすれば慣れてくるけど若干の違和感のまま横になって過ごす。

赤ちゃんをモニターしつつ、点滴しつつ様子を見る。

病室に移って一時間ほど経過したころ、手術室に移動する。

初めての手術室、ここで帝王切開されるのかとまじまじ眺める。

手術室のベッドに横になり先生を待つ。

 

いつもお世話になっている先生ともう一人初めて会う先生の二人で回転術開始!

看護婦さんもサポートで二、三人来てくれる。

お腹にオリーブオイルをぬって、エコーで赤ちゃんの位置や様子を確認しつつ、いざ赤ちゃんをお腹の上から押していく。

先生がベッドの頭側を下に傾けるように看護婦さんに指示する。下に向けるだけじゃなく、途中右側を下にしたり元に戻したりと微妙に調節しながら赤ちゃんを押す。

私は少し宇宙遊泳のような感じ。

看護婦さんが呼吸の仕方をサポートしてくれる。お腹に力が入ると赤ちゃんが回りにくくなるので、大きく吸ってゆっくり吐いて~と言われる。

お腹を押しているのと、頭が下がっているので多少呼吸がしにくい。

赤ちゃんのお尻を押したり、背中を押したりして、少しずつじわじわと赤ちゃんが回っていく。

体感時間として5分ほど経ったか、ほんとに回ってくれるんだろうかと不安になるが、先生が何とか回ってくれそうやなとの言葉。

先生達の連携プレイのお陰で、何とか赤ちゃんが回ってくれる。

赤ちゃんをエコーで確認し、確かに頭が下になって心臓が元気に動いている。

ありがとうございます!の安堵と感謝の言葉しかない。

先生にも感謝、看護婦さんにも感謝。

産まれる前からたくさんの人達の愛を受けて、この子は産まれてくるのだと実感する。

無事に終わって本当に良かった。

実際、外回転術の時間としては10分ほどだったと思います。

先生の熟練の技に感動しました。

 

また病室に戻って、赤ちゃんの心拍をモニターしながら横になり様子を見守る。

一時間ほど経過して異常がないことを確認してから帰宅できることになりました。

 

外回転後の様子。

次の日は多少の疲れからか、いつもよりも長く横になる。

先生に押されていたお腹の部分が軽く打ち身のような痛みが残っていることに気づく。結構強い力で押されていたので当然かなと思います。

逆子が治ったことで、お腹の張りが幾分かましになった様子。赤ちゃんの胎動の仕方も変わりました。前より動きやすそう?

 

外回転術後、2日経っての感想でした。

 

 

上橋菜穂子さん、虚空の旅人


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シリーズ四作目、虚空の旅人。

今回はチャグムが主人公で、星読みのシュガと力を合わせて困難を乗り越えていく内容でした。

 

チャグムは自国の南にある、サンガル王国の新しい国王の即位式に招待される。

サンガルは島々が集まった国。

サンガル王の娘である王女たちが、島を治めている島守りと結婚することで王家と島の繋がりを保っていた。

 

今回面白かったのは、筆者があとがきで書かれているように、多くの異なる民族、異なる立場にある人々が、それぞれの世界観や価値観をもって暮らす世界が描かれていることです。

 

まさに、現在の世界情勢に通じる内容がだったと思います。

それぞれの立場での感じ方、善悪の判断、大切にしているもの。

当たり前だけど、それぞれ違うからこそ、争いが起こる。

 

世界が平和になるのは簡単ではないと感じます。

 

国同士の政治的な駆け引きをとってみても、理論的で無情な人がいれば、人情に厚い人もいる。

いろんなタイプの人がいるからこそ、お互いが支え合えばうまくいくだろうけど、自分だけが正しいと主張すると、争いが起きるものです。

 

サンガル王国より南にある、タルシュ帝国と手を組んだ島守り達が王家に反乱していくことが物語の始まり。

サンガルに仕えるよりもタルシュに仕えた方が利益があると判断したのが理由の一つ。

しかし、それが大きな要因ではないと思いました。

 

反乱の首謀者である島守りのアドルは、王様の長女カリーナと結婚していました。

 

結婚してもうかなり経つのに、ふたりのあいだには決して埋められない隙間があいていた。

ふしぎだった。あれほどに賢い女なのに、なぜ、気づかないのだろう。こういう隙間を作るのことが、王国にとっていかに危険かということに。夫よりサンガル王国を大切にすることで、失っているものがあることに、どうして気づかないのだろう。

 

国家への反乱という大きな出来事ではあるけれど、一番の要因は夫婦の不仲だったわけです。

タルシュが大きな帝国でそちらにつく方が利益があるとしても、愛する妻であれば運命を共にしたいと思ったはず。

国家の危機も夫婦の危機から始まる。

平和は、夫婦の愛から始まる!

 

今回一番学べたことはこれですね。

 

 

チャグムとシュガの命懸けの魂の戦いも見ものでした。

チャグムがこうして成長していく姿は、ドラマでは見れなかったのでうれしいです。

 

人の上に立つ人は、清らかな心を持って知恵深くあることが大事ですね。

自分の思いを優先する以上に国を愛し、また一人の人を愛する心が必要だなと感じました。

 

 

 

 

 

子供を連れて大宮の伯爵低に行ってきました


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NHKドキュメント72時間、親も好きで私も時々見てます。


大宮に行ったついでに、以前番組でロケされていた喫茶店に行ってみました。


個人の喫茶店ならではのアットホームな雰囲気で、まもなく2歳の娘にオレンジジュースをサービスしてくれました。

子供用のプラスチックエプロンとフォークは自宅から持参しました。

 

店内通路が狭いので、ベビーカーは入り口で畳み、置かせてもらいました。


お嬢様セット(1050円)は、ナポリタンにフレンチトーストと唐揚げがつき、大変なボリュームで主人も大満足。娘もナポリタンをパクパク食べてました。

ナポリタン(850円)だけでも、ボリュームがあり、スープとサラダがついてます。


お味は小学校の給食で出たような甘さ、麺は柔らくて、懐かしい感じがしました。
伯爵低という喫茶店です。


機会があればぜひお試しあれ。

上橋菜穂子さん、夢の守り人


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守り人シリーズの3作目、夢の守り人。

 

これは大河ドラマにはなかったお話でしたね。新鮮な気持ちで読めました。

 

 

この本で心に残ったエピソードは

1.呪術師トロガイの過去

2.バルサとタンダの深い絆、愛

3.ジグロから受けた愛を言葉にしたバルサ

 

 

1.トロガイの過去

 

ドラマではトロガイの過去は全く描かれてなかったけど、トロガイはもともとトムカという名前で、ヤクーの村に住んでいた普通の女の子だったんですね。

それに三人の子供もいてお母さんだった。

子供たちはみんな幼いうちに亡くなってしまったけど、母であり、妻であった時があった。

そして、ナユグで産んだ息子もいて、それが今回の話につながるんですね。

 

 子供を亡くした哀しみを越えることができず、夫の元にも帰らずに呪術師になることを選んだ。

 

過去を知ることでトロガイの存在が近くに感じられました。

 

 

2.バルサとタンダの深い絆

 

タンダが魂をとられ、体を乗っ取られ、獣のようになってしまう。

獣と化したタンダがバルサ達を襲ってくる。

タンダを傷つけたくなくて短槍を使わずに闘ったバルサに対して、今度闘う時は短槍を使うようにとトロガイが言う。

 

それに対してバルサは、

「あいつを殺すくらいなら、あいつに、この首をくれてやるよ。」

「あいつを止めるために全力を尽くす。だけど、あいつを殺さねばならない、ぎりぎりの瞬間がきたら、わたしはあいつに殺される方を選ぶ。」

 

なんの迷いもないバルサの言葉。

本当にタンダのことが大事なんですね~。

この人のためなら迷いなく死ねる。

そんな人がいることが幸せですね。

 

自分よりも大切な人がいることで、人は生きていけるんだなぁ。

 

 

3.ジグロから受けた愛を言葉にしたバルサ

 

バルサは、ジグロに償えない借りがあると思っていた。それがとんでもない間違いだと気づくのに長いことかかったと話す場面。

 

「あれほど思いをかけてくれたことを、わたしは、信じられぬほどの幸せだったと思って生きるべきだったんだ。好きな者を守って生きることは、よろこびもあるんだから。あんな人生だったけど、ジグロにも、そんな喜びがあったと思いたい。

チャグムを守っていたとき、わたしは幸せだった。他人のチャグムのために、死ぬかもしれない危険な戦いをしたけど、それでも······幸せだったんだよ」

 

 チャグムを愛することで、親の気持ちを知ったバルサだったんですね~。

親が子を愛するのは、苦労もあるし喜びもある。

愛を受けるだけだと、愛を与える側の気持ちはわからないものです。

 

人を愛することで、愛を受けたことを知ったバルサ

親の気持ちがわかると、見える世界が変わります。子供から見える世界って、ほんとに狭い。

 

誰かを愛することで、得られるものは大きい。それは恋愛とは別の無条件の愛。

 

愛する喜びが、愛を受ける喜びよりも大きいと知った時、人生が変わるものです。

 

バルサがジグロの気持ちを知り、自分は幸せだったんだと気づけて良かった。

 

ファンタジーでありながらも、現実的な人間の感情に触れますね。

 

 

少し成長したチャグムとバルサの再会、トーヤとサヤが結婚して、なんでも屋をやってることもうれしい内容でした。

 

次の作品も楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一歳児とガストへランチ


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まもなく2歳になる娘とガストへ行きました。

ハンバーグのセットが499円で、安くはないけど、これにドリンクバーがつくし、量的には満足でした。

 

幼児用の椅子やエプロンがあります。

エプロンは紙の簡素なものなので、よくこぼす子はプラスチックの受けざらがあるエプロンを持参する方がいいですね。

持ってこなかったので、多少こぼしました。

一歳の子供にしては、紙エプロンは大きめです。

 

アンパンマンのプレートやエプロンに子供は喜びますね。

ドリンクバーのコップもアンパンマンです。

 

ファミレスで外食は珍しいですが、快適に過ごせた方ではないかと思います。

 

店舗によると思いますが、このたびの店舗は通路が狭くベビーカーを通しにくかったです。

 

子連れには広い店舗がいいですね。

上橋菜穂子さん、闇の守り人


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大河ドラマを観てから読んだので、ドラマと原作の違いに驚くところがありました。

 

ドラマの中では、最終章にバルサが故郷のカンバル王国に行き、過去に向き合うお話があります。

原作では二冊目の闇の守り人でカンバルに行くんですね。チャグムが一緒ではなく、バルサが一人で行きます。

 

ドラマの最終章では、槍舞いの回が大好きだったので、原作ではこの本に書かれているのだとわかり夢中で読みました。

 

親友カルナに頼まれて、カルナの6歳の娘バルサと共にカンバル王国から逃れたジグロ。

かつて友であった追手を次々に殺さなくてはならなかったジグロの思い。

バルサさえいなければ、国を捨て友を殺すこともなかったという恨み。

そんな恨みがあったことを、バルサは心のどこかで気づいていた。

6歳だった自分に何ができたというのか、バルサも自分の怒りに気づく。

 

哀しみや苦しみを抱えながらも、それでもジグロはずっとバルサを愛してきた。

心の葛藤と常に戦いながらも、それでもバルサと共に生きることを選んだジグロの気持ちって、どうだったんだろうか。

 

ドラマでは、槍舞いでジグロがバルサに槍でつかれるが、原作ではバルサがジグロに槍でつかれるところが全く違う点ですね。

 

原作の中では感じなかったのですが、ドラマを見ていて感じたジグロの大きな心の葛藤は、友を殺したということではなく、カンバルという母国のために生きることができなかったという無念さです。

個人的な恨みや悲しみというよりも、国王を支え国を守るという大きな志を果たせなかったことを一番無念に思っているようでした。

そして、愛する人、ユーカを置いて国を出たことも。

ここも原作と大きく異なるところですね。より、ジグロの心の葛藤がいかに大きかったかを考えざるを得ません。

 

 

バルサを置いて国に帰ろうと何度も何度も悩んだだろう。

それでもバルサを愛する生き方を選んだ。

 

それはきっと、父と娘という親子の愛が理屈抜きにそうさせたのかもしれない。

 

人生、頭で考えて正しい答えを出せるものじゃないなぁと思います。

正しい答えって、たくさんある。

自分が出した答えが答えになる。

 

 大人になってから読む物語って、深いもんだなぁと感じました。