はなちゃんママ、日々のあれこれ

二歳の子供がいるママのブログです。大阪生まれの大阪育ち。結婚を機に東京へ。現在埼玉在住。日々感じたことを綴る。

直木賞 西加奈子さんのサラバ!


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久しぶりに読んだ小説でした。

図書館で予約して何ヵ月も待ち、この夏やっと読みました。

この前、書店に文庫本が積まれていたので感想書いてみます。

 

読み終わってしばらくは衝撃を受けて、どう感情を表現したらいいのかわからなかった。とにかくすごいなと思った。小説って、芸術なんだと感じた。作者の表現の仕方に驚いた。においなど、五感全ての感覚を伝えるような表現に新鮮さを覚えた。

 

物語は、一人の少年の産まれた時から30代までの人生が描かれている。

全く内容を知らずに読んだので、こんなに精神的に深い部分に触れているとは思わなかった。

宗教や価値観、家族との関係、生き方。様々なことを考えさせられる。

 

周りの人がどう考え、どう生きるのかを気にするのではなく、自分は何を信じ、どう生きたいのかを問われたと思う。

 

「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ。」

この本の最終章の題目。心に響くメッセージ。

 

自分はどれくらい自分らしいのだろう。

多くの人の考え方、価値観に影響されて今を生きている。

家族や友人、お世話になった恩師。

気の合う人、合わない人。

本や映画、ドラマ、テレビ、雑誌。

 

誰と出会い、誰と過ごすかで、自分がどんな人間になるのか決まる。

人との出会いはほんとに重要なものだ。

 

今はあまりにも多くの情報が溢れている。

何が正しく間違っているのか。

自分自身が見極めていかなくてはならない。

 

自分の心の羅針盤を大切にして生きたい。

私は私の信じるものを中心に生きる。

 

 

普段は、育児書など実用的な本を読むことが多い。いつもとは違うジャンルの本を読むことで視野が開け、自分の小さな世界観からちょっと抜けられると感じます。