ちきりんさんの「自分の時間を取り戻そう」を読んで
私にとって本を読むメリットは、自分の世界が広がることです。そして、家や移動中でも気軽に楽しめることです。
主婦をしてると、自分の家庭内のことに意識が集中します。
社会や国、世界と範囲が広がるにつれて、どこか遠い世界に感じます。
ちきりんさんの本を初めて読みました。
普段の目線から、次元の違う視点を教えてくれたと思います。
本の内容は生産性を上げていく方法が書かれています。
今、社会は急速に高生産性社会にシフトしている。
そう言われたらそうだなと納得ですが、普段はそんな風に世界を見ていない。
例えば、日本は土地が狭いので、昔から農家の人はどうすれば小さな土地でたくさんの収穫が得られるかを考えてきた。そのため日本の農家の生産性は高まってきた。
人手不足になると機械を導入した。
人は不足すると生産性を高めようと考える。
なので、忙しく働いている人は働く時間をまず減らそうという提案がされてます。
おもしろいなと思いました。
限られた時間やお金をどう使うか。
長く働いて頑張るとか、一人でたくさん速く動くとか、そういう解決策ではなく、もっと工夫することを考えたらいいし、全部やろうとしないことなど、主婦にも活かせそうな考え方がいろいろありました。
生産性が高まり、週休3日の実現も夢ではない世界が来ます。
印象に残った言葉は、
職業人としてではなく、個人としてどのような人生を送りたいのか、仕事以外では、人生の時間をなにに使いたいのか。今よりはるかに強く、生きる意味について問われる時代がやってくる。
これからどんどん社会や世界が変わるんだなと感じます。
時間があるなら、どう生きたいか??