したいことをするには何を意識しておけばいいか
時間は有限である。
お金よりももっと大事なものは時間だ。
お金は貯めたり増やしたりできるが、時間を貯めたり増やしたりはできない。
過ぎた時間はもう戻らない。
神様はなぜ人間に寿命を与えたのか。
どんな人も必ず死を迎える。
タイムリミットがあることのメリットは、自分が本当に何をしたいのかを考えて行動できることだ。
もしあと寿命が一年と言われたらどうするだろうか?
あと一週間ならどうか?
短ければ短いほど、自分がどう生きたいかという選択を迫られる。
受験生がなぜ一生懸命に勉強できるのか。
オリンピック選手がなぜ毎日真剣に練習できるのか。
それはタイムリミットがあるからに他ならない。
人生にもタイムリミットがある。
その瞬間がいつ訪れるのか誰にもわからない。
明日かもしれないし、十数年後かもしれない。
そのタイムリミットをどれだけ意識して生きられるのか。
若ければ若いほど、死というものを意識しにくいと思う。なかなか現実味がなく、自分に今すぐ起こることではないと思う。
死を意識することで、今できることを精一杯しようという気持ちになれる。
死があるからこそ生が輝く。
今年を締めくくるにあたり、私は今できることを精一杯やってきたかと自問する。
今年はいい年だっただろうか。