はなちゃんママ、日々のあれこれ

5歳、2歳、0歳の子供がいるママのブログです。大阪生まれの大阪育ち。日々感じたことを綴る。

妊娠36週、逆子治療で外回転術を受ける

私の逆子対策の記録。

 

とうとう臨月に入った。

なのに逆子が治らない。もう3週間以上逆子体操を寝る前に続けてきた。

どうやら逆子体操だけでは回転しない気がしていた。

先生から、36週に入れば外回転術の治療法を受けてみることを勧められる。

もしも最後まで逆子が治らない場合の帝王切開の仮予約をした。後がない感じがしてきた。

ここまでくれば、もうなるようにしかならないけど、できれば自然分娩で出産したい。

私はこの度二度目の出産を向かえる。一人目の出産では逆子の経験はない。なので、きっといつか治るだろうと少し楽観的に過ごしてきたけど、30週ごろからずっと逆子のままだ。

そして、ついに外回転術に臨むことになった。ネットで調べると多少のリスクはあり、先生からの説明でも、1%の妊婦さんは緊急帝王切開になることがあるとのこと。それほど無理なことはしないと言われる。

何もしなければ戻らなさそうなので、やれることは試してみようと決意する。

 

当日の外回転術の流れ。

日帰り入院という形で朝から病院に向かう。

エコーで赤ちゃんの状態を確認、やはり逆子。

日帰り入院のため病室に移動し、赤ちゃんの心拍をモニターする。異常がないことを確認して、子宮の収縮を抑える点滴を打ち始める。この点滴の副作用として心臓がドキドキし始める。初めての体験に少し驚く。確かにこれは気分が悪い。5分もすれば慣れてくるけど若干の違和感のまま横になって過ごす。

赤ちゃんをモニターしつつ、点滴しつつ様子を見る。

病室に移って一時間ほど経過したころ、手術室に移動する。

初めての手術室、ここで帝王切開されるのかとまじまじ眺める。

手術室のベッドに横になり先生を待つ。

 

いつもお世話になっている先生ともう一人初めて会う先生の二人で回転術開始!

看護婦さんもサポートで二、三人来てくれる。

お腹にオリーブオイルをぬって、エコーで赤ちゃんの位置や様子を確認しつつ、いざ赤ちゃんをお腹の上から押していく。

先生がベッドの頭側を下に傾けるように看護婦さんに指示する。下に向けるだけじゃなく、途中右側を下にしたり元に戻したりと微妙に調節しながら赤ちゃんを押す。

私は少し宇宙遊泳のような感じ。

看護婦さんが呼吸の仕方をサポートしてくれる。お腹に力が入ると赤ちゃんが回りにくくなるので、大きく吸ってゆっくり吐いて~と言われる。

お腹を押しているのと、頭が下がっているので多少呼吸がしにくい。

赤ちゃんのお尻を押したり、背中を押したりして、少しずつじわじわと赤ちゃんが回っていく。

体感時間として5分ほど経ったか、ほんとに回ってくれるんだろうかと不安になるが、先生が何とか回ってくれそうやなとの言葉。

先生達の連携プレイのお陰で、何とか赤ちゃんが回ってくれる。

赤ちゃんをエコーで確認し、確かに頭が下になって心臓が元気に動いている。

ありがとうございます!の安堵と感謝の言葉しかない。

先生にも感謝、看護婦さんにも感謝。

産まれる前からたくさんの人達の愛を受けて、この子は産まれてくるのだと実感する。

無事に終わって本当に良かった。

実際、外回転術の時間としては10分ほどだったと思います。

先生の熟練の技に感動しました。

 

また病室に戻って、赤ちゃんの心拍をモニターしながら横になり様子を見守る。

一時間ほど経過して異常がないことを確認してから帰宅できることになりました。

 

外回転後の様子。

次の日は多少の疲れからか、いつもよりも長く横になる。

先生に押されていたお腹の部分が軽く打ち身のような痛みが残っていることに気づく。結構強い力で押されていたので当然かなと思います。

逆子が治ったことで、お腹の張りが幾分かましになった様子。赤ちゃんの胎動の仕方も変わりました。前より動きやすそう?

 

外回転術後、2日経っての感想でした。