だんじり祭り
大好きだったもの。
中学生まで毎年参加していたもの。
きらきらと輝く思い出。
だんじり祭!
15年ぶりくらいに、ゆっくりとお祭りを見に来た。
当時の思い出ばかりがよみがえる。
心臓に響く太鼓の音。
軽やかな笛のね。
みんなで声をあわせるかけ声。
こんなに町内がひとつになる日って他にないだろう。
ただ、綱を引くだけなのに本当に楽しい。
共に綱を引く仲間。全力で走る息づかい。一体感がたまらない。
先祖からの思いを感じる。
自分がだんじり好きというよりも先祖からの思いが伝わってくる感じ。
太鼓の音を聞くと、我知らず引き寄せられる。
こんなに好きだったんだと思い出した。
大好きなことを大好きだと、大人になってから言わなくなったような。
特に、だんじりが好きなんて、ちょっと恥ずかしい感じがした。祭りバカの男子を見て、恥ずかしいと思っていたが、私も内心祭りバカなくらい祭りが好きだった。
好きなものに理由なんて必要ない。
ただ好き。
久しぶりに見て、当時の大好きだった思いが変わらず感じられた。
子供のころ大好きだったものを、たくさん忘れてしまったんだなと思う。
こういう町が一つになる文化って、ほんと大切だと思う。
当時よりも人数が確実に減り、地元の過疎化を感じた。あと何年、この祭りが続くのか、寂しさを感じた。
なんとか、日本の少子化を食い止めたい思いが出てきた。
日本のいろんな町で、こういうお祭りが減りつつあるのだろう。
日本のよき文化が残りますように。
たくさんの幸せな家庭が増えて、子供も増えますように。
まず、私が子供たくさん産めるように頑張ろう!