はなちゃんママ、日々のあれこれ

二歳の子供がいるママのブログです。大阪生まれの大阪育ち。結婚を機に東京へ。現在埼玉在住。日々感じたことを綴る。

上橋菜穂子さん、虚空の旅人


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シリーズ四作目、虚空の旅人。

今回はチャグムが主人公で、星読みのシュガと力を合わせて困難を乗り越えていく内容でした。

 

チャグムは自国の南にある、サンガル王国の新しい国王の即位式に招待される。

サンガルは島々が集まった国。

サンガル王の娘である王女たちが、島を治めている島守りと結婚することで王家と島の繋がりを保っていた。

 

今回面白かったのは、筆者があとがきで書かれているように、多くの異なる民族、異なる立場にある人々が、それぞれの世界観や価値観をもって暮らす世界が描かれていることです。

 

まさに、現在の世界情勢に通じる内容がだったと思います。

それぞれの立場での感じ方、善悪の判断、大切にしているもの。

当たり前だけど、それぞれ違うからこそ、争いが起こる。

 

世界が平和になるのは簡単ではないと感じます。

 

国同士の政治的な駆け引きをとってみても、理論的で無情な人がいれば、人情に厚い人もいる。

いろんなタイプの人がいるからこそ、お互いが支え合えばうまくいくだろうけど、自分だけが正しいと主張すると、争いが起きるものです。

 

サンガル王国より南にある、タルシュ帝国と手を組んだ島守り達が王家に反乱していくことが物語の始まり。

サンガルに仕えるよりもタルシュに仕えた方が利益があると判断したのが理由の一つ。

しかし、それが大きな要因ではないと思いました。

 

反乱の首謀者である島守りのアドルは、王様の長女カリーナと結婚していました。

 

結婚してもうかなり経つのに、ふたりのあいだには決して埋められない隙間があいていた。

ふしぎだった。あれほどに賢い女なのに、なぜ、気づかないのだろう。こういう隙間を作るのことが、王国にとっていかに危険かということに。夫よりサンガル王国を大切にすることで、失っているものがあることに、どうして気づかないのだろう。

 

国家への反乱という大きな出来事ではあるけれど、一番の要因は夫婦の不仲だったわけです。

タルシュが大きな帝国でそちらにつく方が利益があるとしても、愛する妻であれば運命を共にしたいと思ったはず。

国家の危機も夫婦の危機から始まる。

平和は、夫婦の愛から始まる!

 

今回一番学べたことはこれですね。

 

 

チャグムとシュガの命懸けの魂の戦いも見ものでした。

チャグムがこうして成長していく姿は、ドラマでは見れなかったのでうれしいです。

 

人の上に立つ人は、清らかな心を持って知恵深くあることが大事ですね。

自分の思いを優先する以上に国を愛し、また一人の人を愛する心が必要だなと感じました。

 

 

 

 

 

子供を連れて大宮の伯爵低に行ってきました


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NHKドキュメント72時間、親も好きで私も時々見てます。


大宮に行ったついでに、以前番組でロケされていた喫茶店に行ってみました。


個人の喫茶店ならではのアットホームな雰囲気で、まもなく2歳の娘にオレンジジュースをサービスしてくれました。

子供用のプラスチックエプロンとフォークは自宅から持参しました。

 

店内通路が狭いので、ベビーカーは入り口で畳み、置かせてもらいました。


お嬢様セット(1050円)は、ナポリタンにフレンチトーストと唐揚げがつき、大変なボリュームで主人も大満足。娘もナポリタンをパクパク食べてました。

ナポリタン(850円)だけでも、ボリュームがあり、スープとサラダがついてます。


お味は小学校の給食で出たような甘さ、麺は柔らくて、懐かしい感じがしました。
伯爵低という喫茶店です。


機会があればぜひお試しあれ。

上橋菜穂子さん、夢の守り人


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守り人シリーズの3作目、夢の守り人。

 

これは大河ドラマにはなかったお話でしたね。新鮮な気持ちで読めました。

 

 

この本で心に残ったエピソードは

1.呪術師トロガイの過去

2.バルサとタンダの深い絆、愛

3.ジグロから受けた愛を言葉にしたバルサ

 

 

1.トロガイの過去

 

ドラマではトロガイの過去は全く描かれてなかったけど、トロガイはもともとトムカという名前で、ヤクーの村に住んでいた普通の女の子だったんですね。

それに三人の子供もいてお母さんだった。

子供たちはみんな幼いうちに亡くなってしまったけど、母であり、妻であった時があった。

そして、ナユグで産んだ息子もいて、それが今回の話につながるんですね。

 

 子供を亡くした哀しみを越えることができず、夫の元にも帰らずに呪術師になることを選んだ。

 

過去を知ることでトロガイの存在が近くに感じられました。

 

 

2.バルサとタンダの深い絆

 

タンダが魂をとられ、体を乗っ取られ、獣のようになってしまう。

獣と化したタンダがバルサ達を襲ってくる。

タンダを傷つけたくなくて短槍を使わずに闘ったバルサに対して、今度闘う時は短槍を使うようにとトロガイが言う。

 

それに対してバルサは、

「あいつを殺すくらいなら、あいつに、この首をくれてやるよ。」

「あいつを止めるために全力を尽くす。だけど、あいつを殺さねばならない、ぎりぎりの瞬間がきたら、わたしはあいつに殺される方を選ぶ。」

 

なんの迷いもないバルサの言葉。

本当にタンダのことが大事なんですね~。

この人のためなら迷いなく死ねる。

そんな人がいることが幸せですね。

 

自分よりも大切な人がいることで、人は生きていけるんだなぁ。

 

 

3.ジグロから受けた愛を言葉にしたバルサ

 

バルサは、ジグロに償えない借りがあると思っていた。それがとんでもない間違いだと気づくのに長いことかかったと話す場面。

 

「あれほど思いをかけてくれたことを、わたしは、信じられぬほどの幸せだったと思って生きるべきだったんだ。好きな者を守って生きることは、よろこびもあるんだから。あんな人生だったけど、ジグロにも、そんな喜びがあったと思いたい。

チャグムを守っていたとき、わたしは幸せだった。他人のチャグムのために、死ぬかもしれない危険な戦いをしたけど、それでも······幸せだったんだよ」

 

 チャグムを愛することで、親の気持ちを知ったバルサだったんですね~。

親が子を愛するのは、苦労もあるし喜びもある。

愛を受けるだけだと、愛を与える側の気持ちはわからないものです。

 

人を愛することで、愛を受けたことを知ったバルサ

親の気持ちがわかると、見える世界が変わります。子供から見える世界って、ほんとに狭い。

 

誰かを愛することで、得られるものは大きい。それは恋愛とは別の無条件の愛。

 

愛する喜びが、愛を受ける喜びよりも大きいと知った時、人生が変わるものです。

 

バルサがジグロの気持ちを知り、自分は幸せだったんだと気づけて良かった。

 

ファンタジーでありながらも、現実的な人間の感情に触れますね。

 

 

少し成長したチャグムとバルサの再会、トーヤとサヤが結婚して、なんでも屋をやってることもうれしい内容でした。

 

次の作品も楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一歳児とガストへランチ


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まもなく2歳になる娘とガストへ行きました。

ハンバーグのセットが499円で、安くはないけど、これにドリンクバーがつくし、量的には満足でした。

 

幼児用の椅子やエプロンがあります。

エプロンは紙の簡素なものなので、よくこぼす子はプラスチックの受けざらがあるエプロンを持参する方がいいですね。

持ってこなかったので、多少こぼしました。

一歳の子供にしては、紙エプロンは大きめです。

 

アンパンマンのプレートやエプロンに子供は喜びますね。

ドリンクバーのコップもアンパンマンです。

 

ファミレスで外食は珍しいですが、快適に過ごせた方ではないかと思います。

 

店舗によると思いますが、このたびの店舗は通路が狭くベビーカーを通しにくかったです。

 

子連れには広い店舗がいいですね。

上橋菜穂子さん、闇の守り人


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大河ドラマを観てから読んだので、ドラマと原作の違いに驚くところがありました。

 

ドラマの中では、最終章にバルサが故郷のカンバル王国に行き、過去に向き合うお話があります。

原作では二冊目の闇の守り人でカンバルに行くんですね。チャグムが一緒ではなく、バルサが一人で行きます。

 

ドラマの最終章では、槍舞いの回が大好きだったので、原作ではこの本に書かれているのだとわかり夢中で読みました。

 

親友カルナに頼まれて、カルナの6歳の娘バルサと共にカンバル王国から逃れたジグロ。

かつて友であった追手を次々に殺さなくてはならなかったジグロの思い。

バルサさえいなければ、国を捨て友を殺すこともなかったという恨み。

そんな恨みがあったことを、バルサは心のどこかで気づいていた。

6歳だった自分に何ができたというのか、バルサも自分の怒りに気づく。

 

哀しみや苦しみを抱えながらも、それでもジグロはずっとバルサを愛してきた。

心の葛藤と常に戦いながらも、それでもバルサと共に生きることを選んだジグロの気持ちって、どうだったんだろうか。

 

ドラマでは、槍舞いでジグロがバルサに槍でつかれるが、原作ではバルサがジグロに槍でつかれるところが全く違う点ですね。

 

原作の中では感じなかったのですが、ドラマを見ていて感じたジグロの大きな心の葛藤は、友を殺したということではなく、カンバルという母国のために生きることができなかったという無念さです。

個人的な恨みや悲しみというよりも、国王を支え国を守るという大きな志を果たせなかったことを一番無念に思っているようでした。

そして、愛する人、ユーカを置いて国を出たことも。

ここも原作と大きく異なるところですね。より、ジグロの心の葛藤がいかに大きかったかを考えざるを得ません。

 

 

バルサを置いて国に帰ろうと何度も何度も悩んだだろう。

それでもバルサを愛する生き方を選んだ。

 

それはきっと、父と娘という親子の愛が理屈抜きにそうさせたのかもしれない。

 

人生、頭で考えて正しい答えを出せるものじゃないなぁと思います。

正しい答えって、たくさんある。

自分が出した答えが答えになる。

 

 大人になってから読む物語って、深いもんだなぁと感じました。

子供と家で楽しむ、熱唱のすすめ


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娘がみんなのうたを本棚から持ってきたので、久しぶりに一人で熱唱してみました。
自分のは断捨離して捨ててしまったけど、子供に歌ってあげるにはいい本だなと思い、妹からもらってきた。

何曲か歌ったけど、一番心打たれたのは、贈る言葉武田鉄矢さん、素晴らしい作詞です。
こんなにいい歌詞だったっけ~。

 

信じられぬと嘆くよりも、人を信じて傷つく方がいい

 

今聞く方がグッときますね。
意外と子供のころに、いいものに触れているんだなぁと思いました。

一人で熱唱して、一人で泣けた。

たまには熱唱、おすすめです。 
子供も喜ぶし、自分もスカッとしますね。

上橋菜穂子さんの精霊の守り人


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精霊の守り人、この前の土曜日に終わってさみしくなりました。綾瀬はるかさん、素敵でしたね。


文庫本読んでみました。
小学生や中学生の時は、こんな物語大好きだったなぁと思い出しました。
小説を読みながら、人のさまざまな感情を学べるものです。我が子にはいろんな本を読んで欲しいなと思います。

 

子供が読んでも面白いだろうけど、大人になっていろんな経験をしたからこそ、登場人物たちの感情に共感できます。

 

精霊の守り人大河ドラマを見て感じたこと。

選ぶことのできない自分の境遇をいかに生き抜くか。

 何かを選択できるとしたら、それは本当に幸せなことなのだと思う。

 

日本では当たり前のように、今日は何食べようかなって考えるけど、世界では3食ご飯を食べられない人の方が多い。

何を食べたいか選択できない人がいるなんて普段は考えもしない。

 

選択肢が多いことで悩みが増えることもあるが、それは本当に幸せな悩みであると思う。

 

 

本を読んで印象に残った部分。

バルサがジグロに命を救われ育てられてきたが、別れを切り出した時の回想場面。P.246

 

「十六のときジグロに別れようっていったんだ。わたしはもう、自分の身は自分で守れる。追手に負けて死んだら死んだで、それがわたしの人生だって。もうジグロには充分たすけてもらった。もういいから、他人にもどって、どうか自分の一生を生きてくれって、ね」

 

「いいかげんに、人生を勘定するのは、やめようぜ、っていわれたよ。不幸がいくら、幸福がいくらあった。あのとき、どえらい借金をおれにしちまった。······そんなふうに考えるはやめようぜ。金勘定するように、過ぎてきた日々を勘定したらむなしいだけだ。おれは、おまえとこうして暮らしてるのが、きらいじゃない。それだけなんだ、ってね」

 

 

過ぎた日々を勘定したらむなしい。

ただ一緒にいたいだけ。

 

今の自分の心を大切にして生きたジグロだったのだなと思います。

 

この本の中で、ジグロのことはあまり書かれていないので、次の闇の守り人が楽しみです。